外務省から平成25年度政府開発援助海外経済協力事業委託費による 案件化調査を受託しました
アライアンス・フォーラム財団は、株式会社イートラストとともに「太陽光発電および無線通信を活用した河川監視カメラシステムによる水防災対策事業に係る案件化調査」を受託しました。
本調査では、株式会社イートラストが新潟県長岡市をはじめとする複数の自治体にて導入実績を有する防災通信システムを活用し、バングラデシュにおける水災害を予防・低減することを目指し、来年1月までに都市部および農村地域において現地調査ならびにシステムの適合性検証試験を実施します。
近年、世界中で災害が増加しており、特に発展途上国においては貧しい人々がその被害を直接的に受けています。災害大国としてこれまでに蓄積した高い技術と知見を世界に展開することは日本に求められる役割でもあります。本調査を通じて、バングラデシュの人々の生活を脅かす水災害に対し、日本の企業、自治体の防災技術と知見が貢献する可能性を探るとともに、その技術を現地の政府を初めとする各機関に紹介していきます。
アライアンス・フォーラム財団は、2008年からバングラデシュにおいて活動を開始して以降、民間の手による開発支援を掲げ、マイクロファイナンス、栄養、保健など人間の基本的ニーズを満たす事業を支援してきました。今後も日本企業の活動支援を通じて、世界に必要とされる日本となるよう活動を続けていきます。