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第4期公益資本主義役員懇話会

アライアンス・フォーラム財団は、公益資本主義の観点から、企業経営のあるべき姿について、経済界、学術界、政界の有識者の方々と深い議論を続けて参りました。

「公益」とは、私たちおよび私たちの子孫の経済的および精神的な豊かさであり、「会社」とは、社会の公器であり、事業を通じて社会に貢献するものです。「公益資本主義」とは、社員・顧客・仕入先・地域社会・地球といったすべての社中に貢献することにより企業価値を上げ、その結果として株主にも利益をもたらすというもので、これが本来のあるべき資本主義であると考えています。

世界がコロナ禍に襲われ、これまでの秩序が疑われる世になりました。資本主義もその例外ではなく、2019年の米国ビジネス・ラウンド・テーブルの声明から始まった株主第一主義の修正は、その後、ダボス会議など巻き込み、現在世界の潮流となっています。世界では、公益資本主義とも一部通じる考え方が標準となりつつある中で、日本では我々が2013年から主張してきた公益資本主義は、メディアに登場する機会は多くなったものの、経営者の中でその実現のための具体的な議論が盛り上がるまでには至っていません。

そこで、当懇話会では、経営者、学者、会計士として第一線でご活躍の方々を各回の討論をリードする議長としてお迎えし、聴講のみならず、企業経営における課題について双方向の深い対話、議論を展開することができる場を提供致します。また、これまでの小グループによる取り組みで、参加者同士のネットワーキングが大いに深化したことも特筆すべきことです。

現状の枠組みに対応するだけでなく、我が国の、ひいては世界の経済を主導するような、真の意味で世界の経済・社会に貢献する経営を実現するため、現在役員の任に就いておられる方々などに広くご参画いただけましたら誠に幸甚に存じます。

2021年度 第4期 公益資本主義役員懇話会 概要 
■対象 : 社内・外役員(取締役、執行役、監査役)を原則とする
■定員 : 10-15名程度
■期間 : 2021年9月~22年3月(全8回)
■時間帯 : 原則土曜日 13時~16時(講義+ディスカッション)
■方式  : 原則オンラインによる会議形式
■受講料 : 800,000円(消費税別)
■申し込み :8月15日まで添付申込書にご記入の上、メールにてご送付ください。

日程、講師は、案内(2021 4th Public Interest Capitalist Officers’ Roundtable_Information.pdf)をご参照ください。

お申込み、お問い合わせはこちらまで
公益資本主義研究部門 役員懇話会事務局:pic2018@allianceforum.org