11.村でのデモンストレーションとスピルリナのパッキング
現地では効果測定プロジェクトの開始に向けて準備作業も大詰めを迎えています。CGP(Child Growth Promoter)のトレーニングと並行して、効果測定を行う村でのスピルリナのデモンストレーションと実施に向けたスピルリナのパッキング作業が行われ、そのほか効果測定で使用する備品などの調達も行われています。プロジェクトの話も広まってきており、プロジェクトに参加する一人一人の意識も徐々に高まってきているようです。
デモンストレーションでは、効果測定プロジェクトに参加してくださる現地の方を対象に、スピルリナを使ったポレッジ(おかゆ)の作り方やプロジェクト全体について、CGPのみなさんの助けも借りながら、説明を行いました。
真剣に説明を聞く住民のみなさん
またそれぞれの家庭への配給の準備として、スピルリナ入りのミルミル(ポレッジの材料となるトウモロコシの粉)を作りそれをパッキングする作業も行われています。こちらも現地の方々にご協力頂きながら、英語やニャンジャ語(現地の言葉)をまじえながら、歌を歌ったり、試食をしたりと、和気あいあいとした雰囲気で行われました。
パッキング作業中。けっこう重労働。
効果測定を実施する村では、少しずつプロジェクトの話が浸透してきているのか、クリニックの前を通りがかっただけで、「スピルリナプロジェクト~」と叫ばれたり、車のドライバーからも「僕もチームの一員だ!」といわれたりと、多くの人のスピルリナプロジェクトへの意識が高まってきているようで、嬉しいことばかりです。