4.スピルリナのルサカへの到着
荷物の保管場所
2011年4月、日本からスピルリナが到着しました。全く新規での輸入だったため、通関手続きに時間がかかるなど、スムーズではありませんでしたが、最終的には予定通りの場所に届けることができました。
4月29日、スピルリナプロジェクトに使用するためにDIC株式会社から提供いただいているスピルリナがザンビアに無事に到着いたしました。単なるスピルリナの輸入なのですが、ここに至るまでには様々な苦労がありました。
スピルリナは野菜や果物と同様に単なる食物ですが、海外でサプリメントとしている利用されているという情報からザンビア政府が薬として扱う動きを見せ、 そのため輸入手続きが煩雑になる可能性がありました。Food and Drug Agencyという薬の監督部署と交渉した結果、スピルリナは薬ではなく食物であるという結論となり、 2010年6月に農業省から輸入の許可を得ることができました。
その後、輸入先の選定やDIC株式会社と調整など多くの手続きが重ね、通関で少しトラブルはありましたが、スピルリナがザンビアに無事に輸入されました。これによりプロジェクトを行う準備が整いました。あとはプロジェクトの実施を待つのみです。