横浜市立大学と連携した途上国での研修と栄養・衛生に関する啓蒙活動について
アライアンス・フォーラム財団は横浜市立大学と連携して大学生の途上国での
研修と栄養・衛生に関する啓蒙活動を実施します。
横浜市立大学看護学生7名が2014年3月15日~21日までの間、
ザンビアを訪問し現地医療事情の視察を始めとした医療研修を実施します。
~ザンビアの小学校で「YCU-AFDP保健衛生セミナー」を~
ザンビアでは、まだまだ保健衛生の概念が広がっておらず、正しい栄養や衛生に関する知識の不足が原因の疾病で
命を落とす子どもたちが後を絶ちません。
横浜市立大学の学生たちとアライアンス・フォーラム財団は栄養・衛生啓蒙によりそんな現状改善に貢献したいと願い、
この企画を実施しています。
今回対象となっている小学校は、アライアンス・フォーラム財団が栄養改善事業の一環として
スピルリナを配給している小・中学校です。
このセミナーでは、学生7名が小学校の約60名の1年生から6年生の生徒たちに、栄養、歯磨き、手洗いの重要性を教えた後、
一緒に講義内容を実践し子供達の学びを深めます。
60人のセミナー参加者は友達や家族に学びを共有し、地域の栄養・衛生啓蒙リーダーとなるよう証書を授与します。
既に国内での事前準備はスタートしており、学生たちはこれまでに入念な準備を重ねてきました。
写真はリハーサルの模様です。栄養については大きな栄養素分類表を作り子供がボードゲームを通し、
身近な食物が含む栄養素について学ぶ事ができます。
歯磨きにいては紙芝居、手洗いは歌と劇という方法で硬い知識も子供達が退屈せずに
集中を維持できるよう工夫を凝らしています。
帰国後は、シンポジウムなどの場でこの成果を発表する予定です。
現地での様子などは引き続きこちらのホームページでご報告します。
2013年6月1日~3日、横浜にて第5回アフリカ開発会議(TICAD V)が日本政府により開催されました。
これを受け、アライアンス・フォーラム財団では、神奈川・横浜財界と市民が一体となったTICAD Vの
フォロー実施を目指し『AFDP横浜アフリカパートナーシップ』を立ち上げました。
『AFDP横浜アフリカパートナーシップ』は横浜発の国際事業推進によりアフリカと横浜の一層の発展を
図ることを目的として、人材育成と企業の事業調査支援を軸として活動しています。
事業調査支援ではアフリカへのミッション派遣やアフリカ勉強会実施、
人材育成では神奈川・横浜の大学生によるアフリカでの研修実施企画を通して横浜とアフリカを繋げていきます。