2010ワールド・アライアンス・フォーラム東京円卓会議を開催
10月6日、東京ミッドタウンにて2010ワールド・アライアンス・フォーラム東京円卓会議を開催しました。当財団25周年の節目に当たる本年は「新しい資本主義を求めて、~ポスト金融資本主義の姿」をテーマに産官学のオピニオンリーダーたちに現在の資本主義の問題点と新たな資本主義の姿を話し合いました。
10月6日、東京ミッドタウンにて2010ワールド・アライアンス・フォーラム東京円卓会議を開催しました。当財団25周年の節目に当たる本年は「新しい資本主義を求めて、~ポスト金融資本主義の姿」をテーマに産官学のオピニオンリーダーたちに現在の資本主義の問題点と新たな資本主義の姿を話し合いました。
メーリングリストにご登録頂いている方にはご案内いたしました、日本でのマイクロイナンスの第一人者である菅正広氏を交えた勉強会は、大きな反響をいただいております。
参加お申し込みは締め切らせて頂きましたが、少しでも多くの方にマイクロファイナンスの実情を知っていただきたく、Ustream にて動画を配信いたします!
動画配信はこちらのページにて行います(ustream)
配信日時:2010年7月8日 19:00~21:00(予定)
多くの方に勉強会の様子をインターネットにてご覧いただければ幸いです。
【開催概要】
◇ 「マイクロファイナンス-日本での可能性、途上国における現実-」
主催:アライアンスフォーラム財団
◆ 日時: 2010年7月8日(木) 19:00~21:00
◆ 7月8日(木) 19:00~21:00
◆ 内容 :マイクロファイナンス:日本での可能性、途上国における現実
19:00~ ご挨拶・本勉強会のご説明
19:15~ 菅正広氏「日本の貧困とマイクロファイナンス
-私たちにできること-」
20:00~ Q&A
20:45~ 第二回マイクロファイナンスプロ養成コース参加者
「バングラデシュで見てきたマイクロファイナンス
-現地映像が語る最新事情-」
◆ 講師 :菅 正広 氏
「日本の貧困とマイクロファイナンス-私たちにできること-」
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マイクロファイナンス研究者
主な著作として、新しい観点から日本におけるマイクロファイナンスの活用を述べた『マイクロファイナンスのすすめ―貧困・格差を変えるビジネスモデル』(東洋経済新報社)を出版。また実際にマイクロファイナンスを日本において普及するための活動を行っている。
今回アライアンスフォーラム財団では、今年10月に開講の、「マイクロファイナンスプロフェッショナル養成導入編/ディプロマコース」(本メール文末に詳細を記述しております)に先駆け、本イベントを開催するに至りました。
近年、マイクロファイナンスに注目が集まる中、実態はどうなっているのか?現場で本当に機能しているのか?専門的・実務的見地から、知る機会がまだ少ないのが現状です。
そのような中で、今回のイベントは、マイクロファイナンスに対するより深い理解ができる良い機会だと思います。
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◆ マイクロファイナンスプロフェッショナル養成導入編/
ディプロマコースの詳細は以下のページをご覧ください。
□マイクロファイナンス・プロ養成コース
当財団では、マイクロファインスを一人のプロフェッショナルとして運用・活用できる国際的社会におけるリーダーを輩出するために、上記の「マイクロファインスプロフェッショナル養成導入編/ディプロマコース」をご用意しております。
2010年5月26日、16:00~18:00(ザンビア時間)。ザンビア共和国の首都ルサカのザンビア大学(UNZA)にてザンビアと日本の経済界を交え今後のパートナーシップを話し合うワールド・アライアンス・フォーラムinザンビアが開催されました。当フォーラムではザンビア大学と約400km北部に位置するコッパーベルト大学(CBU)間で映像圧縮技術を用いた遠隔教育システムの開通式と遠隔講義が行われました。
UNZA側約200名、CBU側約100名が参加する中で、ザンビア共和国大統領ルピア・バンダ氏をはじめ、教育、通信、保健大臣ら閣僚関係者とUNZA、CBUの各大学学長をはじめ両校の学生を含む大学関係者、日本からの使節団を交え、式典が行われました。セレモニーの後で、CBU側からUNZA向けにザンビアの主要産業である銅に関する講義が開始されました。双方から鮮明な映像がリアルタイムの送受信がなされ、活発なディスカッションがなされました。今後は大学間での講義に加え、様々な用途で活用されていくとのことです。日本―ザンビア間のさらなる発展が期待されます。
UNZA会場にて
CBU会場にて、学生から質疑応答がなされました
2010年3月2日、バングラデシュの首都ダッカ市内にてワールド・アライアンス・フォーラムinダッカを開催しました。今回のフォーラムでは、新しい技術を用いた民間活動が途上国にどのように影響を与えるかについて、実際の活動報告と今後のビジョンについて講演がありました。
日本からは2月26日から開催のバングラデシュツアーの参加者、同日程での日本企業視察団参加者、マイクロファイナンス・プロ養成コース 導入編第2回参加者など日本側から60名を含む総勢200名近い方の参加がありました。
左から当財団代表理事原丈人、bracNet社会長、アブドゥル・ムイード・チョードリー氏、KDDI株式会社代表取締役会長の小野寺正氏、BRAC創業者で会長のハサン・アベッド氏
会議では当財団代表理事の原丈人が、「bracNetモデルの最先端技術と民間の活力を有効に使い、その利益の多くをBRACなどの非営利組織が直接的に自身の非営利事業に使う仕組みは今後も重要度を増していく、バングラデシュでの成功をアフリカ・ラテンアメリカと広げていきたい」とこの事業の可能性について延べしました。
また、携帯電話とXVDを用いた遠隔医療のプログラムをBRACと協働で実験しているClick DiagnosticsのCEOマリドゥル・チョードリー氏の講演も行われました。
引き続き、bracNet事業が昨年11月に大手通信事業者のKDDI株式会社が新たなパートナーとして加わったことを記念したセレモニーが行われ、bracNet社会長のアブドゥル・ムイード・チョードリー氏、KDDI株式会社代表取締役会長の小野寺正氏、BRAC創業者で会長のハサン・アベッド氏からご挨拶をいただきました。
また、現地TV、新聞社からの参加もあり、バングラデシュ国内での関心の高さがうかがえました。今回の会議を通じ、日本とバングラデシュの民間による交流がさらに深まる機会となりました。
平成22年2月22日、国際文化会館にて第三回AFDPアフリカ会議を開催いたしました。
主催:アライアンス・フォーラム財団
共催:在日ザンビア共和国大使館
独立行政法人国際協力機構(JICA)
独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
国連WAFUNIF日本アジア機構
協賛:西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)
株式会社三菱ケミカルホールディングス
アライアンス・フォーラム財団は、従来型のODAを補完する新しい途上国支援の形として「民間による途上国支援」を提唱し、アフリカの栄養不良・教育、医療の不足、貧困などの課題に積極的に取り組んでいます。
現在多くの民間企業がアフリカへの支援、ビジネスを考える上で最も高いハードルとなっているのは現地の情報とネットワーク不足、そして種々のリスクです。このハードルを越える上で重要とされるのが官民連携です。当財団は官民のリーダーにお集まり頂き、官民連携によるアフリカへの取り組みを議論していただく場としてこの会議を計画いたしました。
会議には、アフリカ10カ国の特命全権大使をはじめとする、22カ国の大使館関係者(アフリカ17カ国、アジア・中東5カ国)、大手商社・建機メーカー・家電メーカー・化学メーカー・不動産企業等の会長・社長ならびに役員の方々が参加され、活発な議論が行われました。
第一部アフリカの可能性とアライアンス・フォーラム財団の取組み
プログラム第一部では、まず当財団代表理事 原丈人より当財団が進める遠隔教育とザンビアでの取り組みについて説明いたしました。その後、JICAアフリカ部長 押山和範氏より「官民連携によるアフリカ開発のこれから」、JETRO貿易開発部の佐藤寛氏より「アリカ市場の潜在ニーズと日系企業の新たなビジネスチャンス」、ザンビア企業派遣団にご参加いただいた三菱化学 佐野浩氏、ロート製薬 鈴木浩二氏より派遣団についてそれぞれ発表頂きました。最後にザンビア駐日大使レワニカ閣下よりご挨拶を頂きました。
当財団のザンビアでの取り組みについてはこちらをご覧ください>>
第二部 パネルディスカッション
第二部はパネルディスカッション形式で外務副大臣 福山哲郎氏、JICA副理事長 大島賢三氏、西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)代表取締役会長 石田孝氏、横浜市立大学学長 布施勉氏にパネリストとしてご登壇頂きました。当財団代表理事 原丈人がモデレーターとして「官民連携によるアフリカへの具体的なアクションに向けて」をテーマに会場のみなさまと議論を進めていく形でパネルディスカッションを行いました。
以上のプログラムを通じ、参加者の方々全員で議論を深め、日本とアフリカとの関係が新たなフェーズに入る事が期待される会議となりました。また、今後具体的なアクションに繋げていく上で実際にアフリカへ行く意義が共有され、5月に当財団が派遣するザンビア企業使節団への興味が多く寄せられました。
参加者の声 |
最新の活動レポート
スピルリナ・プロジェクトとは、たんぱく質含有量の高い、食用藻スピルリナを使って、途上国の栄養不良、飢餓、それらが原因で引き起こす様々な病気を撲滅するという目的を持った飢餓・栄養不良改善のプロジェクトです。
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