2012年3月16日開催 ITあわじ会議(報告)
アライアンス・フォーラム財団では、国内外からIT分野の学識者、経営者等が一堂に会し、最先端技術の動向把握や意見交換を行い、次世代ITビジネス産業の創生に向けた気運醸成を図るため、「ITあわじ会議」を開催しています。
今年は、東日本大震災による原子力発電所事故がもたらした大きな被害の経験を踏まえ、エネルギーのあり方が問われているなか、社会全体としてエネルギー・テクノロジーにいかに取り組むべきかについての意見交換を行いました。
会議の詳細、報告書につきましてこちら(PDF)をご覧下さい。
1 日時:
2012年3月16 日(金曜日) 13 時30 分~17 時55 分
2 場所:
淡路夢舞台国際会議場(兵庫県淡路市夢舞台1番地)
3 主催:財団法人原総合知的通信システム基金、兵庫県
4 後援:アライアンス・フォーラム財団、
総務省、経済産業省、外務省、関西経済連合会、関西経済同友会、兵庫ニューメディア推進協議会
5 参加者:225 人
6 テーマ:「新しい時代を創造するエネルギー・テクノロジー」
新しいエネルギー技術のプレゼンテーション
a) 株式会社日本計画機構代表取締役 堂脇直城
地域バイオマス原料による水素エネルギー事業
b) 株式会社東芝電力社技師長 風尾幸彦
地熱発電の技術とプラント輸出
c) 立命館大学衣笠総合研究機構・研究員、工学博士 亀井敬史
トリウム溶融塩炉による原子力発電
d) 三菱化学株式会社情報電子本部執行役員OPV 事業推進室長星島時太郎
次世代太陽電池が果たす産業界への役割
e) コクヨS&T株式会社
クリエイティブプロダクツ事業部ITC企画開発部部長 長司重明
BCP 視点に基づいた防災センター、災害対策本部への連絡システム
シンポジウム
テーマ~日本経済の将来を牽引するエネルギー技術と課題~
<問題提起> 谷口富裕(前国際原子力機関(IAEA)事務次長)
「福島後のエネルギー技術戦略と原子力安全世界レジームの形成」
-グローバルな知のネットワーク化と社会システム・イノベーション-
<問題提起> 中垣喜彦(電源開発株式会社相談役)
「石炭火力発電のCO2削減など、発電技術の進化」
<パネリスト>谷口富裕(前国際原子力機関(IAEA)事務次長)
中垣喜彦(電源開発株式会社相談役)
湯原哲夫(キャノングローバル戦略研究所理事)
Islam Sharif (CEO, Infrastructure Development Company Ltd.)
<議長> 原丈人(アライアンス・フォーラム財団代表理事)