2015年 インクルーシブファイナンス国内研修コース(全3回)
終了しました
新興国の人々の多くは金融サービスへのアクセスが制限されているために、本来可能なはずの生活の向上や安定、事業拡大や収益向上などの機会を失っています。
そのため、今後新興国開発においては、「貧困層の金融機会の向上=インクルーシブファイナンス(金融包摂)」を推進するアクターが強く求められています。
そこでアライアンス・フォーラム財団では、インクルーシブファイナンスの拡張を担う人材の育成に取り組むため、全3回の国内研修コースを開催いたします。
第1回 「顔の見える金融」~マイクロファイナンスの変遷と現在が問いかける「責任ある金融サービス」の意味と意義
第1回研修では、「インクルーシブファイナンス (Inclusive Finance)」の代表例であるマイクロファイナンスの歴史、課題と現在を知ることで、「責任ある金融サービスの提供」の意味と意義を考えます。
第2回 「顔の見えない金融?」~モバイルマネーは金融アクセスを自由にする貧困層の味方か?
第3回 「金融サービスをすべてに人に届けるために」~法規制・監督がもたらす安定と持続、その可能性
第2回、第3回研修では、人口密度が低く、アジア流のマイクロファイナンスとは異なる形で発展してきたアフリカ市場に特に焦点を当てて、新興国ファイナンスの新しい潮流を学びます。そしてビジネスや新興国の人々の生活の改善にどう活用できるか、本分野の第一人者で、CGAP日本代表も務め各国の事例に精通する辻一人教授をモデレーターに迎え、ディスカッションで理解を深めていきます。
【詳細】2015年インクルーシブファイナンス国内研修コース(全3回)の詳細(PDFが開きます)
開催時期 | 担当講師/ モデレーター |
コーステーマ/ 詳細・申込サイト |
参加費 | 言語 | |
第1回 | 2015年 9月5日(土) 11:00-17:00 |
講師: スチュアート・ラザフォード氏 名古屋大学教授 |
「顔の見える金融」 マイクロファイナンスの変遷と現在が問いかける「責任ある金融サービス」の意味と意義 |
10,000円/人 | 英語 |
第2回 | 2015年 11月22日(日) 11:00-17:00 |
モデレーター: 辻 一人氏 埼玉大学教授、CGAP日本代表、JICA客員専門員 |
「顔の見えない金融?」 モバイルマネーは金融サービスへのアクセスを自由にする貧困層の味方か? |
15,000円/人 | 日本語 |
第3回 | 2016年 1月16日(土) 12:00-16:00 |
モデレーター: 辻 一人氏 埼玉大学教授、CGAP日本代表、JICA客員専門員 |
「金融サービスを全ての人に届けるために」 法規制・監督がもたらす安定と持続、その可能性 |
10,000円/人 | 日本語 |
【国内研修コース説明会】
◆ 日時:2015年8月18日(火)19:00-19:45
◆ 会場:アライアンス・フォーラム財団 日本オフィス (地図)
◆ 申込方法:タイトルに 「MFコース 説明会」 と記載し、本文に以下の3点を明記の上、メールでお申込ください。
1:御氏名 2:御所属 3:PCメールアドレス
【送付先メールアドレス】 tojokoku@allianceforum.org
【アフリカにおけるインクルーシブファイナンスを推進する人材育成のための特別割引制度】
アライアンス・フォーラム財団では本年、特にアフリカで活躍する人材の育成を支援しています。
アフリカを中心とした新興国の事例を扱う第2回・第3回の研修を同時申込される場合は、
参加費の合計から10%割引制度が適用されます。