Alliance Forum Foundation

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16. ベストニックネーム&レシピ発表! そして試食会も・・・

10月12日に開催された、アライアンス・フォーラム・カフェで募集した、スピルリナの新しいニックネームとスピルリナを使った新レシピについて、ベスト賞を決定しました!

カフェの交流会に参加された方かた、スピルリナの新しいニックネームと、スピルリナを使った新しいレシピを募集していました。その中からスタッフによる投票でベスト賞を決定しましたのでお知らせします。

【ニックネーム部門】
ベスト賞:るりもん
ノミネート:るりちゃん、 グリーン

【レシピ部門】

ベスト賞:カレー
ノミネート:スープ、お茶

となりました!

レシピ部門の「スピルリナカレー」ですが、会場にでもご紹介しましたように、福島県の銀嶺食品工業株式会社様より、ちょうど「スピルリナカレー」の試作品をいただいており、この機会に私たちでも試食を行いました。

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キーマカレー風。

スピルリナ独特の匂いや緑色も消えたかわりに味に深みがあり、とてもおいしかったです。具材も豆類などが中心でとってもヘルシーで、スピルリナのコンセプトともマッチしていますね。
ぜひみなさんもカレーにスピルリナを入れてみてください!

15. スピルリナプロジェクトビデオグラフィック

スピルリナプロジェクトのコンセプトが簡単に理解できるビデオグラフィックが完成しました!

このビデオグラフィックは10月12日におこなわれた報告会で先行公開されたものです。

このビデオグラフィックは、当財団が、なぜ今栄養改善をするのか?なぜ微量栄養素を豊富に含むスピルリナを使うのか?ということが見るだけでわかるようになっています。途上国の栄養問題を簡単に理解する資料としても最適だと思いますのでぜひご覧ください。

このビデオグラフィックの作成にあたってはアイオイクス株式会社様のインフォグラフィックのサービスを利用させていただきました。ご協力ありがとうございます。

14. プロジェクト報告を行いました

2013年10月12日土曜日、京橋にあるイトーキ東京イノベーションセンター「SYNQA」にてアライアンス・フォーラム・カフェ「Beyond2015 ポストMDGsに向けて:いま世界が注目する新しい支援のかたち〜アフリカにおける栄養改善のとりくみ〜」を開催しました。

本イベントでは当財団が2008年より行っているスピルリナプロジェクトの経過報告を中心に、2年後の2015年が節目となるMDGsの展望と栄養問題の状況、その中におけるスピルリナプロジェクトの位置づけと今後の展望などについてのセミナーが行われました。会場は大盛況で100名を超える方々にご参加いただき、会場は満員になりました。
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まずポストMDGsに向けた世界の援助の潮流について当財団スタッフの方から説明を行った上で、国際協力機構の栄養保健の国際協力専門員でいらっしゃる力丸徹先生より世界の栄養問題の最前線について解説していただきました。
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休憩を挟んでスピルリナプロジェクトのインターンから7月に訪れたザンビア訪問の報告を行った後、プログラムマネージャーから、2012年度に行っていたスピルリナの効果測定プロジェクトについて結果報告を行い、今後の展望について説明を行いました。
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セミナー 終了後には引き続き交流会が行われました。スピルリナの粉末を使用した白インゲンの冷製スープも提供され、試食された方からは「意外に美味しい」「味に深みがある」など、ほどほど(?)好評価でした。会場ではスピルリナの「新しいニックネーム」「スピルリナを使った新レシピ」などのアイディアも募集されました。こちらは応募していただいた中から当財団スタッフにより投票を行い、結果を後ほどHPで発表したいと思います。乞うご期待ください!

本セミナーで使用した資料はこちらです。
1、ミレニアム開発目標(MDGs)からPost-MDGsに向けて
2、スピルリナ・プロジェクトー地産地消型の栄養改善のアプローチ

13. スピルリナ効果測定報告書が完成しました

2012年4月から2013年2月まで現地NGOのProgramme Against Malnutritionと共にザンビアの慢性栄養不良児へのスピルリナの効果を検証し、発育への有意な効果を確認することができました。

ザンビアのルサカ州チョングウェ郡カナカンタパ村で実施された本調査では、対象者のうち半分にはお粥のみ、残り半分にはスピルリナ10g入りのお粥を与え、その発育の違いを1ヶ月毎に計測しました。

結果はスピルリナを食べたグループで身長について統計的に有意な改善効果がみられました。今回の結果は「低身長」が深刻なザンビアにおいてはスピルリナが栄養介入に有効な手段になりうることを示唆していると言えます。

調査報告書のダウンロードはこちらから可能です。 (→和文、→英文

本調査設計には慶應義塾大学医学部の武林亨先生、安井正人先生、横浜市立大学の森田智視先生、国際協力機構の花田恭先生・力丸徹先生、首都大学東京の白木隆司氏(当時)にご協力いただきました。データ収集には中村明子氏、データ集計には一橋大学大学院の井上亮氏、東京大学大学院の井上雄太氏、そしてデータ分析にはジェトロ・アジア経済研究所のアブ・ションチョイ先生、政策研究大学院大学博士課程の増田一八氏にご協力いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

本調査はその結果を評価され、世界的に著名なイギリスの開発機関である「IDS(Institute of Development Studies)」が発行する「IDS Bulletin」の栄養不良に関する英文出版物に掲載される予定です。出版は2014年の半ばを予定しています。

当財団の栄養改善プロジェクトはこれからも学術的な手法を活用し、科学的アプローチに基づいた本当に現地に効果をもたらすプロジェクトをアフリカにおいて実施していく計画です。

本調査結果については、10月12日に開催するセミナー、
「Beyond 2015 ポストMDGsに向けて:いま世界が注目する新しい支援のかたち~アフリカにおける栄養改善への取り組み~」
においてわかりやすく説明する予定です。