7.乳幼児の身体測定分析の結果 身体測定の結果をもとに分析したところ、ザンビアの栄養不良の状態について非常に興味深い結果が得られました。急性栄養失調よりも、慢性栄養不全による発育不全に問題があることが判明しました。これに対してはタンパク質や各種ビタミンが豊富なスピルリナが有効だと考えられます。
6.乳幼児の身体測定の実施 8月、現地駐在員がカナカンタパ村にてクリニックと共同で乳幼児の身体測定を行いました。これは発育状態を調べるという目的に加えて、効果測定プロジェクトの対象者のスクリーニングも兼ねています。
5.スピルリナの配給 2011年5月、Kara CounselingのAmbuya Day Careでスピルリナの配給を開始しました。朝食と昼食にスピルリナを混ぜることで、一日2グラムの摂取を目標にしています。滑り出しは好調で子ども達は問題なくスピルリナ入りの料理を食べています。
4.スピルリナのルサカへの到着 荷物の保管場所 2011年4月、日本からスピルリナが到着しました。全く新規での輸入だったため、通関手続きに時間がかかるなど、スムーズではありませんでしたが、最終的には予定通りの場所に届けることができました。
3.農村でのスピルリナレシピのワークショップ スピルリナをどのように現地の食事に混ぜれば良いかを検討するため、カナカンタパ村のキャッサバ加工工場グループの協力を得て、4月14日スピルリナレシピの試作を行いました。パートナーNGO PAMのモーリーンがワークショップを取り仕切りました。