UNZAでスピルリナ講義
先日、ザンビア大学(UNZA:University of Zambia)の農学部で私たちアライアンスフォーラム財団の「スピルリナ栄養改善プロジェクトとスピルリナ」についてということで農学部の学生たちに講義をしてきました。
UNZAとは、日本でいう東京大学、京都大学のようなところです。
ザンビアの国を背負っていくエリートたちが多く輩出されるザンビア最大規模であり由緒正しき大学です。
1966年に設立され歴代大統領もUNZAの卒業生です。
なぜ今回このような機会を頂けたのかと言うと、去年2014年、アライアンスフォーラム財団はこのUNZAの農学部とMOUを結びスピルリナのパイロット生産を行い、農学部の研究者と協力し施設を使わせてもらっていました。
それから現在までの間もスピルリナの保存作業を実施しています。
その中で、私たちの活動とスピルリナの可能性についてもっと多くの人に知ってほしい、スピルリナに興味を持つ学生を増やしたいということで今回、講義の時間を頂くことに至りました。農学部では週に1回、外部の人を招き特別講義を実施しており、その時間に話をする機会をもらいました。
できるだけ興味を持ってもらえるようにと張り切り、スピルリナのグリーンとザンビアの国旗の緑を掛けて、サッカーザンビア代表のユニフォームを着て準備万端です。
張り切って講義しています。
がしかし、
参加者数が学生7名+関係者でした。。。
それでも参加人数が問題ではない、来てくれた人のためにとなんとかテンションを上げてプレゼンやりきりました。
その後、この特別講義の担当者の話によると、まず告知が前日になってしまったこととちょうど試験期間と被ってしまったとのことで参加できる学生数が少なかったようです。残念。。。
ただ、参加した学生は興味を持っていろいろな質問を投げかけてくれ、反応はなかなか良かったです。試食用スピルリナクッキーも配りました。
特別講義担当者と話して、「この内容は他の学生も興味を持つだろうから、またぜひ多く学生が集まれるときに再度実施しよう」と言ってもらえたことで次にも繋がりそうで良かったです。
因みにザンビア人はこのような公の場での服装に厳しくとても気にするのですが、「このような場にサッカーのユニフォームを着てくるべきでない」と、講義が終わってからいつも一緒に働いている関係者から注意されてしまいました。
スピルリナグリーンと掛けたアイディが全然理解されていませんでした。理解されていないというより場違いだったようです。。。むしろ、参加人数が少なくて良かったことになってしまいました。
次回は、この反省を活かしつつ学生であふれる教室の様子をお届けしたいと思います。