英米型の株主資本主義は、会社の利益を株主に還元することを強いて、働く従業員や取引先、地域社会など、会社を支えている人々に公正な分配を行ってきませんでした。
この欧米に追随した経済運営を行ってきた結果、国民の所得は、長年にわたり横ばいの低成長となっています。今日、岸田文雄政権に対する国民の最大の期待は、令和の所得倍増計画の推進です。「新しい資本主義」による成長と分配の好循環をもたらすためには、「公益資本主義」の考えに基づいた分配のルールづくりが有効です。
公益資本主義は、会社は社会の「公器」であり、事業を通じて社会に継続的に貢献するものという考え方です。
PIC研修では、公益資本主義を実際に体現され、持続的に成果を上げておられる第一線の経営者や専門家の方々を講師としてお招きする予定です。受講者の皆さんが、「公益資本主義」の理念を理解し、自らの日々の業務や事業創造、さらには将来の企業経営などに反映されることを目的としています。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。
第9期公益資本主義研修 概要
対象:大手企業の経営幹部候補、経営企画担当者、ベンチャー・中小企業の経営者など
期間:2022年9月~2023年3月 全12回
方式:原則として オンライン(ZOOM)による会議形式
定員:30名
受講料:¥650,000(消費税別)
開講日:9月7日(水)17:30~20:30に第1回、その後、原則 隔週水曜日 18:00~20:00
日程、講師は、案内(2022_PIC_Seminar.pdf)をご参照ください。