Alliance Forum Foundation

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インターンの目線から ①

インターンの田中です。

今日は、近所に住んでいるムエンダさんに案内をお願いして、
スピルリナの栽培に必要な重曹の購入に、
ルサカのシティマーケットに森長さんと 来ています。

ルサカには、大きなショッピングモールもいくつかあります。
建物の造りや品物の値段は日本とほとんど変わりません。
それを見ると ルサカは首都だけあって、都会だなというのが第一印象でした。

ルサカのショッピングモール
(写真はルサカのショッピングモール)

しかし、このシティマーケットに足を踏み入れると全く違う世界です。
ショッピングモールにいる裕福な人々とは全く異なる層の現地の人々で溢れています。品物の値段も格安です。

ムエンダさん曰く、“ようこそ、ルサカへ、これがルサカだ!” 
その溢れる活気、そして、見たこともないくらい溢れるハエに圧倒されます。

重曹の仕入れ先について、小売りしている人に訪ねます。
しかし、何人に訪ねても、明確に把握している人はいません。
何軒か訪ね歩き、やっと重曹の会社が分かります。
しかし、連絡先は不明。
電話帳を調べるといいと言われます。
しかし、電話帳配布先にいっても在庫はありません。
こんな感じで、日本で簡単なことでも、ザンビアではすんなりは進みません。

ルサカのシティーマーケット
(写真はルサカのシティーマーケット)

森長さんは、現地の人に相談しながら、解決方法をゼロから考え、一つずつ解決し、進めていまきます。その仕事ぶり、とても勉強になります。

ザンビアの生活とそこでの仕事の一面に触れることができた一日でした。

料理教室

こんにちは。

今日は、仕事の現地人パートナーの家にお邪魔しています。
ここでお昼をご馳走してくれるとのこと。

いつもはお金がないないと言っているのに、家に行くとご飯をご馳走しようとするそのホスピタリティーに感服。ただ待ってるだけでは申し訳ない+せっかくの機会なのでどのように作っているか見学。

と思いきや、見てたら見てたで「やってみろ」とのこと。
サンビア料理教室が始まりました。

火は、電気タイプと炭火と両方あります。室内でも炭火を使います。
今日のメニューは、主食のシマと、鶏肉、レイプ(現地の野菜、白菜とほうれん草の中間くらいの感じの野菜?)です。

まずは、シマ作り。
原料は、トウモロコシを乾燥させて粉状にしたもの。それを沸騰したお湯の中に段階を分けて投入していきます。

これがその粉状のミルミルと呼ばれるもの。これはバケツに入っていますね。
バケツに入ったミルミル

しゃもじみたいな木べらでまぜまぜします。
シマを作っているところ
粉を足していくと、だんだん重くなってきます。これが1時間くらい続きます。

次は、鶏肉です。裁いた鶏肉をまずは油で焦げ目がつくくらいまで炒めます。
炭火熱いです。
鶏肉を炒めているところ
お母さんは、素手で触れる取っ手に当てる布を貸してくれました。中身はこんな感じです。
炒めた鶏肉の様子
鶏肉に焦げ目がついたら、トマトと玉ねぎを刻んだものを入れ、水を足し、煮込み完成です。

ちなみに、シマ作り、鶏肉の両方とも途中からお母さんに代わってもらっています。
ザンビア人お母さん、強いです。主食ということで毎日作っていますから、ナチュラル筋トレですね。
お母さんがシマを作っているところ

完成して、こんな感じです。
主食のシマを中心としたザンビアの家庭料理
上の白いのが主食のシマ、真ん中のがお母さんが作ってくれた野菜。
右下のは、鶏肉を煮込んだ時のスープです。これがうまい。

いただきます。

鶏肉を捌くところから食べるところまで、命を頂いて生きていることに感謝。

家庭訪問調査の様子

こんにちは。

今回は家庭訪問調査の一環で、いろいろな家庭にお邪魔しています。その家庭の食事情や栄養知識などについてインタビューしています。

所得別に分けた対象家庭を訪問し、そこでどのような食生活を送っているか、どこで食料を手に入れ、いくら使うかなどを調べています。普段、町中で生活しているだけではわからない、ザンビア人の生活の奥を一部垣間見ることができてとても貴重な経験でした。

首都Lusakaと、地方都市のKateteとChomaというところで行ったこの調査、各地の中でも都市部に住む人と農村部に住む人、さらにその中で所得別にグループ分けを行いインタビューを行いました。

様々な家庭にお邪魔させてもらいインタビューをするわけですが、例えばChomaという町の農村部の中でも電気を持ち暮らしている家庭と電気なしで生活している家庭、町の中心の近くで住む低所得の家庭と農村部に住む高所得の家庭の生活の様子など、ほんとに様々な家庭の様子を伺わせてもらいました。

例えば収入が月に1500Kw(日本円で約24,000円)の家庭と300Kw以下(約4,800円)で生活している家庭が同じ集落にあったりします。

ザンビア高所得家庭の家

高所得家庭の家


ザンビア低所得家庭の家

低所得家庭の家

家の外見で、すぐにその違いが分かります。
月300Kwで生活している家庭は、父親が固定収入を持たず、日雇いベースで働いていたりし、大概は自律して生活できないので親せきや近所の人から援助されながら生活をしています。

食事に関しては、やはり所得の高い家庭ではより多くの種類の食事を楽しんでいる様子が伺えましたが、一方、低所得の家庭では昼夕が同じもの、朝食は食べないなどということがよくあるとのことでした。家の町までの立地条件、アクセスも所得により大分異なります。

ただ、それでもどこの家庭の親もその子どものことを思い、子ども(特に幼児期の)には栄養のある食事を採らせたいと思っていることがよくわかりました。
どこの国でも親の子どもを思う気持ちは変わりませんね。
ザンビア家庭訪問先の親子
家庭訪問先にて子供をあやすお母さん
家庭訪問先の赤ちゃん

インタビューは、主に高所得家庭は中で、低所得家庭は外での傾向がありました。これは低所得家庭の家は狭いことに加え、窓が小さく光が家の中にあまり入らず暗いからだと推測できます。言語の壁があるため現地スタッフにインタビューを代行してもらっています。
ザンビア家庭訪問調査の様子
ザンビア家庭訪問調査の様子2

家庭訪問調査

家庭訪問調査での1コマ。

どんな環境でも、どんな生活でも、そこにはそこの日常があって、いい笑顔をしています。
どこの国でも子どもの笑顔は最高の癒しです。

ザンビアの子ども

スピルリナ入り学校給食配布

みなさん、こんにちは。

ザンビアに赴任して約1ヵ月が経ちました。
ザンビアは、日本と違い南半球に位置するため、そして首都のルサカは標高が約1200mと高いこともあり、
朝晩がだいぶ寒くなってきました。毛布と掛け布団がないと寒くて寝られないくらいです。
昼間も日差しの強さは変わりませんが、空気がひんやりするときもでてきました。

さて現在、アライアンス・フォーラム財団ではルサカ市内の学校2校でスピルリナを配布し、それを学校給食に混ぜて子どもたちに摂取してもらっています。

今日は、そのうちの1校のスピルリナの学校給食配給について紹介をしたいと思います。写真もたくさん撮ってきました! 続きを読む